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経済産業省はインターネット通販や家電量販など消費者が購入した商品を宅配で届ける販売業者に対し、2018年度から省エネを義務づける検討に入りました。温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の発効を控えて対象を広げる試みであり、宅配便の約2割が再配達に回る現状を改めることが主な目的で、2017年の通常国会において省エネ法改正を目指す予定です。
経済産業省は法改正で荷主の定義を広げ、消費者が商品を購入して所有権が消費者に移った商品を運ばせる企業にも新たに義務をかける予定です。
法改正後は通販会社などもエリア単位で荷物を積み合わせたり、トラック輸送をできるだけ鉄道輸送に切り替えてりする取り組みが必要になります。通販省エネ実績の定期的な報告を義務付け、改善がみられない場合は省エネ計画の作成命令や罰金を科すことも検討します。
経済産業省は17年度予算の概算要求において、荷主と輸送業者がトラックの位置情報や輸送量などのデータを共有するシステム構築の補助金として62億5000万円を計上しました。規制強化と支援の組み合わせで通販省エネを目指します。
※ 2016年9月21日
通信販売物流における段ボール箱への詰め合わせ最適化
(最小の段ボール(梱包)箱選択による通販省エネのご提案)
バンニングマスター®は、通信販売における受発注システムもしくは倉庫管理システム(WMS)と連動させること で、大量の発注(注文)に対して瞬時に各発注に対する最適(最小)のダンボール箱を選択することができます。 発注における商品には3サイズ情報(縦・横・高さ)が必要ですが、梱包時における倉庫作業員の感に頼るダンボー ル箱選択を避け、最小のダンボール箱を選択することができます。 倉庫作業員による梱包では、作業効率・スピードを重視する為に大きめなダンボール箱が使われる傾向にあります。 結果、宅配便におけるトラック輸送時の積載効率があがり、省エネにつながります。 また、バンニングマスター®による段ボール箱への詰め合わせ最適化により、梱包されるダンボールが最小になること で、配送料金の低減効果を見込むことができます。 昨今、宅配便におけるサイズ(60・80・100・120・140・160等)ごとの料金設定が厳しくなっており、1サイズ でも小さいサイズにて輸送することで、一般的に100円/個の配送コスト低減につながるのです。 通信販売省エネへの対応だけでなく、配送費低減につながるバンニングマスター®:段ボール箱への詰め合わせ最適化 をご提案いたします。
省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)改正における閣議決定について ~ 荷主における省エネ計画やエネルギー使用状況等の報告義務の設定~
※ 2018年9月21日
積付自動計算システムによる数値(積載率)管理運用の導入
(最小の段ボール(梱包)箱選択による通販省エネのご提案)
積付自動計算システム(バンニングマスター)は、商品単位のサイズ情報(縦・横・高さ)・重量をもとに、輸送機器(コンテナ・トラック・ダンボール)への積載を熟練者の行動パターンを考慮して、積載率を最大化するシステムです。
荷主は、バンニングマスターを利用することで、発注量(積載量)に対して正確な輸送機器の数量・積載率を把握できるようになります。
また、荷主は、算出された積載率から、空きスペースを把握することができ、その空きスペースに対して、次の一手を打つことができるようになります。 追加積載の調整や、輸送機器数量の低減等、積載率を最大化する一手です。
荷主は、単に発注に対する輸送を手配するだけでなく、空きスペースを把握して積載率を最大化することで、輸送効率を上げること、すなわち運送費を低減することができます。 併せて、省エネ法改正への対応も可能になります。
バンニングマスターには、無料にて試供できるWeb版(VM-Cloud)、及びカスタマイズによるお客様の運用に合わせた積載改善の仕組みを構築するソフトウェア版(バンニングマスター)の2種類があります。
VM-Cloud(Web版)
https://asp.vanning-master.jp/
バンニングマスー(ソフトウェア版)
http://www.vanning-master.jp/