積み付け制約条件
基本的な制約条件
バンニングマスター・クラウドが積付計算を行う際に、あらかじめ設定している制約条件です。
バンニングマスター・クラウドが積付計算を行う際に、あらかじめ設定している制約条件です。
寸法制約

製品同士が重なってはならない。
製品は箱のサイズ内に収まる必要がある。

同じサイズのL字型貨物は、重ねて組み合わせることでコンパクトに積めます。しかし、本システムは直方体(すべての面が長方形)として積付計算を行うため、L字型貨物を重ねて積む計算には対応していません。
重心位置表示

コンテナ中心に対して「前後10%・左右5%」の重心枠を内部で設定している。

中心位置のズレを視覚と数値で表示しますが、必ずしも重心が中央になるわけではありません。オープントップコンテナやフラットコンテナを使用する場合は、大きめのコンテナを登録し、台数指定で計算してください。
重量制約

基本的に大きいもの・重いものを下に置く。ただし、荷まとめ(ブロック化)が優先される。

積付ソフトの特性上、同じサイズの貨物をまとめて直方体(ブロック)を作成します。大きなブロックは、コンテナの奥に配置されやすい傾向があります。
設定可能な積み付け制約
荷姿強度

製品の種類や外装箱の材料によって、強度が異なる。強度の強いものが下に置く。
値:0〜9まで
強度強い:0 > 強度弱い:9
配置条件

製品毎に以下の配置位置の指定が可能。
「必ず下に置く」場合は「荷姿強度」設定で “強度の強い値”を指定。
「単独に置く」場合は「段数指定」設定で “段数:1“に指定。
水平回転

製品毎に以下の回転可否が設定可能。
- 水平回転可能
- 回転不可(コンテナ長に対して「垂直」/「水平」)
- 自由回転可能
段数制限

同一製品を多段積みする場合、最大段数の指定が可能。
ただし、C-エンジン2(汎用エンジン)を使用する場合、異なる製品同士の多段積みに関しては、合計段数の制限はありません。
オーダーNo

オーダーNoごとに、パレット(またはコンテナ・トラック)を分けて配置。
同梱を避けたい貨物がある場合にご指定ください。
最適化条件設定の設定
泣別れ不可

同じ特性を持つ製品は、同一コンテナに積載する。
【設定可能エンジン】2,3
内寸指定

コンテナなどの内寸サイズから、利用可能な空間を低くしたい場合に指定。
【設定可能エンジン】1,2,3
L、W内寸についてはコンテナサイズを変更して下さい。
前後区分(積順)

製品を積む順番の指定が可能。
【設定可能エンジン】2,3
積み込み場所が異なる場合や、荷下ろし場所が複数ある場合にも対応可能です。
上下段積み設定条件

上下段積み製品の大きさを制限するパラメータ。
【設定可能エンジン】3
上段の製品が下段よりはみ出し可否かを設定します。
柱合計重量

上下段積みしている製品の合計重量の最大値を指定が可能。
【設定可能エンジン】3
上下段積みしている製品の合計重量の制限値を指定します。
例)2t(トン)まで
重量逆転

上下段積みしている製品の重量差の許容範囲が指定が可能。
【設定可能エンジン】3
上にある製品が下にある製品より重いことを許可します。
上下はみ出し許容面積比率

上段製品が下段製品よりはみ出した場合の許容面積の指定が可能。
【設定可能エンジン】2
上段製品が、下段製品よりはみ出ている部分の自身面積比率を0%〜50%まで設定可能。
はみ出し不可の場合は「0」と入力してください。