1.寸法制約 及び 重心位置表示
製品同士が重なってはならない。
箱に製品が物理的に収まらなくてはならない制約である。
例)
同サイズのL字型貨物は重ねて組み合わせるとコンパクトに積むことができますが、当システムでは直方体(すべての面が長方形)として積付計算を行うため、L字型の貨物を重ねて積む計算はできません。
コンテナ中心に対して「前後10%・左右5%」の重心枠を内部で設定している。
中心位置に対してのズレを視覚と数値で表現します。
必ず重心中央を保証する物ではありません。
オープントップコンテナやフラットコンテナご利用の場合は、大きなサイズコンテナを登録し、台数指定での計算をお願いします。
- 重心表示について
2.重量制約
基本的に大きいもの・重いものを下に置く。
ただし、荷まとめ(ブロック化)が優先される。
積付ソフトの性質上、同サイズをまとめて直方体(ブロック)を作成します。
大きなブロックはコンテナ奥に配置する傾向にあります。
3.荷姿強度
製品の種類や外装箱の材料によって、強度が異なる。
強度の強いものが下に置く。
値:0〜9まで
強度強い:0 > 強度弱い:9
4.配置条件
製品毎に以下の配置位置の指定が可能。
0:任意に置く
1:必ず下に置く
2:必ず上に置く
3:単独に置く
※「1:必ず下に置く」場合は「3.荷姿強度」設定で “強い値”を指定して下さい。
※「3:単独に置く」場合は「6.段数指定」で “段数:1“に指定して下さい。
5.水平回転
製品毎に以下の回転可否が設定可能。
0:水平回転可能
1:回転不可(コンテナ長に対して「垂直」/「水平」)
2: 自由回転可能
- 制約条件設定
6.段数
同一製品を多段積みする場合、最大段数の指定が可能。
※ただし、C-エンジン2(汎用エンジン)の場合、異なる製品同士の多段積みについて、合計段数の制限はない
「混在段数合計厳守」
同一製品(A)の指定段数を満たすと、それ以上は積みません。
指定段数を満たしていない場合は、指定段数が少ない方を基準に積載します。
「自積段数のみ厳守」
同一製品(A)は指定段数まで積載され、その上に異なる製品(B)も積載可能です。
- 制約条件設定 (C-エンジン2)
7.オーダーNo
オーダーNo毎にパレット(またはコンテナ・トラック)を分けて配置。
設定の際は、積荷情報入力画面の「オーダーNo」項目に値をご記入ください。
8.泣別れ不可
同じ特性の持つ製品は同一コンテナに積む。
設定の際は、積荷情報入力画面の「泣き別れ」項目に値をご記入ください。
- 制約条件設定 (C-エンジン2・3)
9.内寸指定
コンテナなどの内寸サイズから、利用可能な空間を低くしたい場合に指定。
L、W内寸についてはコンテナサイズを変更して下さい。
- 制約条件設定
10.積み順
製品の積順指定が可能。
(積み込み場所が異なる場合、または荷下ろし場所が複数個所ある場合の対応)
- 制約条件設定(C-エンジン2・3)